新しい季節を迎えた君へ

気分を一新して、通勤や通学に向かう君に読んで欲しい本。
『走れ!T校バスケット部』(松崎 洋 著)
主人公、田所陽一は中学時代関東大会2位の実績を持つバスケのエリート。都内にあるバスケット名門H高校に進学するが、いじめに会い転校を余儀なくされる。二度とバスケをしまいと誓い、都立T高へ転校するのだが・・・。
1回戦すら勝てなかった弱小公立高校が、魅力的な仲間を集め、快進撃を続けていく。
事故で右手を複雑骨折し、NBAクラスの実力を持つモーガン・ジェイソン(←って誰やねん!)の右手を移植し、新たな力を得ることになる矢嶋俊介(右手を移植出来るの?という疑問を持つ人は、是非読んでみて下さい。驚愕の事実(笑)がそこに・・・。)や、巨漢で大食の斉藤健太、メガネそしてチビ(今時、このあだ名はないでしょ!)と個性派揃い。
作者は心情を表すのに、括弧(かっこ)書きを使うのが気になる事と、話し言葉なのにいささか古臭いという事を除けば、文章は平易で読みやすい。
典型的なスポ根ものの王道ですが、題材もバスケということもあり、引き込まれる。
(私は3時間ほどで一気に読んだ)
チームスポーツの基本、『和』を爽やかに教えてくれる良書だ。
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